観音新町商店会
広島市の太田川と天満川にはさまれた南西部に位置する、空港通りを中心にした広い範囲の商店会です。昭和30年代には、三菱重工業広島製作所とその関連会社の従業員や家族が移り住み、三菱重工とともに発展した街です。 近くのコカ・コーラウエスト広島総合グランドでは、定期的にスポーツ教室が開かれているほか、ひろしま国際平和マラソンなどの大きなイベントも実施され、多くの市民でにぎわっています。1月のとんど祭りや10月の秋祭りなどでは、地元町内会と一緒に盛り上げています。県営広島西飛行場跡地(広島ヘリポート)は多目的スポーツ広場のほか、「新たな産業(雇用)ゾーン」「新たな産業(にぎわい)」などとしての活用も予定され、再開発に伴う新しい街づくりが期待されています。 |
商店街プロフィール
名称 | 観音新町商店会 |
設立 | 1980年 |
会員数 | 21(2017年12月末現在) |
アクセス | 市内バス「広島総合グランド入口」停留所ほか |
【商店街周辺MAP】
【Photo Gallery】
▲広島総合グランド ▲黄魂彦神社
▲亥の子祭り
イベント情報
[1月中旬] とんど祭り |
正月飾りや書き初めなどを集めて焚き上げ、鏡割りをした餅を焼き、無病息災を祈念する伝統行事です。観音新町では黄魂彦神社で行われ、神事の後に点火されます。 |
[8月下旬] みちびき地蔵祭り |
1949年、総合グランド近くに原爆死没者の供養のために建立されたのが「みちびき地蔵」です。毎年8月に供養のためのお祭りがあり、商店会としてこれに協賛しています。 |
[10月中旬] 黄魂彦神社 秋季大祭 |
商店会が協賛している、地域の秋祭り。神社の境内に舞台を組み、ステージイベントが行われるほか、小学生までの子どもたちによる神輿が町内を練り歩きます。 |
[11月第三(土)] 亥の子祭り |
「イチオシ情報!」をご覧下さい。 |
これ知っとる?
黄魂彦(おうたまひこ)神社 | 1818年に建立されたと伝えられ、長く氏神として祀られてきた神社。10月に開催される秋祭りなど、地域のイベントのほとんどはこの神社の境内を会場にしています。 |
「菱」 | この地域には名前に「菱」の漢字が入った会社やお店がいくつかあります。最盛期には8,000人もの従業員がいたという三菱重工業広島製作所にあやかって付けられたものです。下請けの会社などもありますが、中には名前だけで取引は全くないというお店も。 |
イチオシ情報!
亥の子祭り |
「亥の子祭り」は旧暦10月(現在の11月)の最初の亥の日に行われるお祭りです。大きな石に数本の縄をつけたものを子どもたちが持って町を練り歩きます。主要な場所で、亥の子の歌を歌いながら地面をその石でつきます。イノシシは多産だということで、子孫繁栄を願うと同時に、商売繁盛・健康を祈るお祭りで、秋の収穫を感謝する意味もあります。 観音新町では商店会の主催で、11月の第三土曜日に「亥の子祭り」を実施しています。黄魂彦神社で神事を行った後、小学3年生以上の40人が参加しています。50年以上も前から続いているとされ、地域のつながりには欠かせない祭りとなっています。最近では、「ぜひ自分たちの街でも亥の子祭りを」と相談に来た商店街もありました。 |