じぞう通り

 江戸時代からの由緒ある寺院のほか、戦後間もなくから続く老舗、さらにはおしゃれな美容院、カフェ、ブティックなどが同居する、若者からお年寄りまで気軽に買い物などを楽しむことができる「都会の中の下町」のような通りです。イタリアンやフレンチレストラン、韓国料理店など世界各国の料理も堪能できます。
 2年前、じぞう通り商店街では、有志が集まって「にぎわい作り委員会」を作り、商店街をアピールするウェブサイトづくりに力を入れています。個店の魅力の発信はもとより、「少しでも、じぞう通りの認知度を高めよう」との思いから、日々、更新を心がけています。また、同時に公式ブログなども開設し、通りの魅力を積極的に訴えています。

商店街プロフィール

名称 じぞう通りにぎわい作り委員会
設立 2016年
会員数 23(2017年12月末現在)※ウェブサイト掲載数
アクセス 市内バス「富士見町」「竹屋町西」停留所
LINK 広島市にある「じぞう通り商店街」公式サイト 都会の中の下町

 

【商店街周辺MAP】

 
【Photo Gallery】

  
▲竹屋地蔵                ▲JIZO-STREET COMMUNITY PAPER「GZO」

これ知っとる?

じぞう通りストリートマップ 「じぞう通り商店街」公式サイトに掲載している、商店街の個店紹介マップ。じぞう通り商店街では、市内の商店街でもいち早く、平成8年頃にはウェブサイトを開設していたそうです。
JIZO-STREET COMMUNITY PAPER「GZO」(じぞう) じぞう通り内の毎日文化センター広島にて開校されていた講座「GZOクラブ」の受講生が企画・編集・制作を行う、じぞう通りの魅力を発信する超地域限定情報誌。毎日文化センター広島のウェブサイトでバックナンバーが閲覧できます。
平田屋川 広島城築城の際に資材運搬のために掘削され、戦後には完全に埋め立てられてしまった現存しない川ですが、じぞう通りや並木通りはこの平田屋川を埋め立てた場所にできた通りです。本通と並木通りが交わる場所には、「平田屋川」の銘板も設置されています。

 

イチオシ情報!

「じぞう通り」の由来
 
    
 「じぞう通り」の北西の「小町」かいわいは、かつては東の寺町といわれ、江戸時代に浄土真宗以外のお寺が集められました。また、「じぞう通り」の北側入り口にある竹屋地蔵は、夜泣き地蔵・首なし地蔵とも呼ばれています。その「じぞう通り」という愛称は1987年に付けられました。地元の若手商店主が集まって、「私たちの街を考える会」を発足させ、「まずは通りに名前を付けよう」と愛称を広く募りました。「フラワーロード」「南並木通り」などの候補の中から、平和大通りを挟んで北側の並木通りが、都会的な雰囲気なのに対して「庶民的で雑多なのが特長」と、「じぞう通り」の名前が選ばれました。その後、「じぞう通り祭り」も定期的に開催されていました。

 


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